海の城(2004.8)
解説


初めて描いたオリジナルです。もうかなり前ですね。
最初なのに一番社会派(?)な内容。
登場人物もおっさんばっかりで、当時描きながらムサいムサい言ってました。


しかし…取り込む時正視するのに苦労しました。
ヘタでヘタで。

それはもう初めてですから、どこがどうダメとかいう以前のレベルなんですが、
ジャンルというか系統としてはどうなんでしょう。変わったのかな。
自分ではよく分からないです。

原動力になる部分は同じでしょうが。
漫画を描くとき、考えるときのスタンスは不思議なくらい変わらないままです。


部誌のページ数をドッと増やす係なのも最初からです。
正直印刷代ぼったくりなんじゃなかろうかとたまに思います。
夏だったので放課後、教室を借りて皆で描いてました。部室にはクーラーがなかったんだ。

それと、当時は作風が固まってなかったこともあって、色々な作品の影響が強くでてます。
というか意図的にやってました。「〜っぽいものをやろう!」とか言って。
この作品の場合は『キーリ』でした。
真似たのはキャラやストーリーじゃなくて、舞台の空気ですが。


大人が主役の作品は、これっきり描いてません。
いつかまたやってみたいかな。
(2008.2.25)

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