夏の彼方(2007.6)
解説


大学に入って最初の作品です。思い入れも結構あります。


描いてる時のモチベーションはかなり高かったです。
理由は、受験の反動で欲求が強かったのと、自分の作品としては、話の出来が良かったから。

もともと受験中に浮かんだ話だったんで、長い期間練られたのが良かったんだと思います。
このストーリーを、中途半端な作画で出したくない、という思いがありました。
それでも商業に載るようなレベルとは程遠いですけどね。


無意識なのですが、『僕らの下には奴がいる』の焼き直しのような物語となりました。
(現在はまだそっちの紹介ページができてません。分かり辛くてごめんなさい。)
『ヒステリーのススメ』と合わせて(こっちもまだできてない)、
一つのパターンが確立した感じです。

学生の仲良し集団が、一定の期間だけ何らかの“非日常”に関わる話ですね。
適度にぬるくて、好きみたい。

今見直すと効果や背景トーンも多いですね。
俺の作品でトーンが多い場合、優しい話だったりほのぼのした話だったりすることが多いです。


あと気になったのは吹き出しの隅とかにある書き込み台詞。打ち直そうか迷いました。
ああいうのはオマケというか、手書きでなんぼな感じがするのですが、
ぶっちゃけあのままでは読めません。

ただ、それは「背景に何描いてあるのかワカンナイ」と同類の問題だと思って、放置しました。
縮小をかけた場合ああなる、という教訓です。今後に生かそうと思います。

どうしても気になる方は連絡ください。原寸大のデータでも送ります。
それもどうなんだって話ですね。


余談ですが、このサイトの入り口の絵を部活のサイトに載せた際、
絵の題名は「あゆごん」でした。
何となく歩のニックネームのように聞こえます。
(2008.2.25)


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